美しいタッチと、音質を持つ素晴らしい奏者である。優れた通奏低音奏者であり、非常に強い音楽的個性のあるソリストだ。

​〜 ローレンス・カミングス

イギリスを中心に、ソロ、通奏低音、ディレクションなど幅広く演奏活動を行う。ギルドホール音楽院にて、バロックレパートリー講師を務め、装飾法、通奏低音、バロック奏法などを指導する。

 

2008年よりロンドン・ヘンデルフェスティバルに、レギュラーで出演し、ソロ、アンサンブル、通奏低音、伴奏などを演奏。近年は、ドイツのハーレ・ヘンデルフェスティバルにも招かれ、ソロや、歌手との共演で、リサイタルを行なった。また、ロンドン・ヘンデル・ミュージアムで行なわれている演奏会シリーズには定期的にソロ、アンサンブルで出演、ブリティッシュ・チェンバロ協会主催のソロリサイタルも行う。近年は、セント・マーティン・イン・ザ・フィールド教会などにて、ブランデンブルグ協奏曲5番を弾き振りし、好評を得た。2016年よりゴールドベルク変奏曲を、ロンドン・セント・アン教会バッハフェスティバル、近江楽堂、などイギリスと日本の各地で演奏、また2018年にはゴールドベルク変奏曲のCDをレリース。”彼女は、バッハ の多声部書法のディテイルを全て明確に浮き彫りにしてゆく。その着実な歩みは、エネルギッシュで、リズムの躍動感や、鮮やかなバッハ のイン ヴェンションに溢れている。〜小川は細部を、鮮やかに表現しつつ、しっかりと壮大な全体像の中に組み込みながら着実なペースで弾き進めていくー(略)”と批評家ロバート・フジル氏に高く評された。

バロック講師として声楽コーチングも行い、これまでに指導、共演した歌手達は、ホルヘ・コロラド・ナヴァッロ、ナザン・フィケット、エミリー・アトキンソンなど、高い評価を受け、ヨーロッパを中心に活躍している。

岐阜県岐阜市出身。岐阜県立岐阜高校卒業。お茶の水女子大学文教育学部音楽科演奏コース、ピアノ専攻で、学士を習得後、トリニティカレッジ・オブ・ミュージックより全額奨学金を得て渡英。ピアニストとしてPostgraduate Advanced Diploma、修士号を優秀な成績で取得。その後ギルドホール音楽院からも奨学金を得て、修士号修得、フェロー奨学生授与後ピアニストとして演奏活動を行なう傍ら、英国ギルドホール音楽院の古楽科に2006年入学。チェンバロ専攻、ポストグラデュエイト・ディプロマ取得。同学院にて、フェローシップを授与される。在学中、クロアチアのエスタスムジカ・バロック講習より奨学金を授与され参加。ローレンス・カミングスに指導を受け、通奏低音を彼の指揮の元で務める。トン・コープマン、コリン・ティルニー、ボブ・ヴァン・アスペレン、クリストフ・ルセのマスタークラスにも選考され、演奏会に出演。

その他、ブロードウッド・ハープシコードアンサンブルコンクールのファイナリストとしてイギリス・フェントンハウスで演奏。BBC3のIn Tune, や、BBC3 Live で放送されたブライトン国際古楽祭の演奏会にも出演。

チェンバロをニコラス・パール、ジェームス・ジョンストン、ローレンス・カミングスに師事。フォルテピアノをスティーブン・ディヴァインに師事。

ピアニストしての略歴は、こちらをご覧下さい:www.annaginova.com

Photo by Ed Aldred

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